仕事のやりがい

Vol.0172016.04
「急性期病院の経験を活かし、
ご家族に安心を提供することができました」
職種:
看護師
勤続年数:
8ヵ月

急性期の病院から療養型の熱川温泉病院へ勤務替えして八ヵ月が経過した今、主に2点でやりがいを感じています。看護師として、患者さんやご家族とのコミュニケーションを大切にしてきましたが、急性期の病院ではそういう人間関係構築もそこそこに退院というケースばかりです。

熱川温泉病院へ赴任してきて、遠方からの患者さん、地域の患者さん、またそのご家族、それらの方々が背負う背景を把握し、看護師として少しでもお役に立てるよう接して来ました。患者さんの中には暴言を吐く方、ご家族の中には様々な問題に直面されている方がいます。私は、そういう方々と交わす日ごろのコミュニケーションを一番大切にしてきました。今はご家族から「長く居てほしい」と声をかけられ、やりがいを感じております。

5F病棟は重症患者が多く、八ヵ月の間に急性期での経験を活かす機会が何回かありました。4月にある患者が急変(心肺停止)したときには、すぐに体が動いて対応していました。気がつくと同僚のナースにも蘇生の指導をしていました。事後に、家族にも感謝され、医師からも早期で適切な対応と評価され、大きなやりがいを感じております。