仕事のやりがい

Vol.120
2025.06
理学療法士
勤続年数: 18年10カ月

退院後の元気な様子な患者さんに接して

 私は理学療法士として訪問リハビリの仕事に携わっています。入院を経て自宅での生活に戻った患者さんが、再び自分らしい生活を取り戻すためのお手伝いをする中で、私は大きなやりがいを感じています。
 リハビリはすぐに結果が出るものではなく、焦りや不安を抱える患者さんも少なくありません。それでも一緒に目標を立て、少しずつ身体機能を取り戻していく過程には、確かな意味があります。ある患者さんから「また歩けるようになって本当によかった」と感謝の言葉をいただいたとき、私自身も深い喜びを感じました。
 患者さんの笑顔や「できた」という達成感をともに分かち合えるこの仕事は、私にとってかけがえのないものです。今後も、一人ひとりに寄り添いながら、心のこもった支援を続けていきたいと思います。